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企業ホームページの会社概要には何を書く?|信頼につながる掲載項目と見せ方

同じ高さの2枚の半透明パネル越しに人と仕事場の気配が見える会社概要のイメージビジュアル

 

はじめに

商品やサービス、実績に関心を持った人は、次に会社概要を確認することが多いでしょう。どのような会社が運営しているのか。所在地や代表者は明記されているか。相談したい内容と事業が合っているのか。会社概要は、検討をもう一歩進める重要なページと言えます。

会社名、所在地、代表者、設立年などを並べるだけでも、基本情報は伝えられます。しかし、項目を増やすほど会社への理解が深まるとは限りません。閲覧する人とホームページの目的に合わせて、掲載する情報と次に案内するページを整理することが大切です。

会社概要は、企業情報を網羅するためのページではありません。会社を正しく確認できる基本情報を整え、事業内容、実績、会社の考え方、問い合わせなど、閲覧者が次に知りたい情報へつなぐ役割があります。

この記事では、企業ホームページの会社概要に掲載したい基本項目と、会社らしさや相談のしやすさへつなげる見せ方を紹介します。

 


 

会社概要は、会社を確認するためのページ

会社概要を見る目的は、閲覧者によって異なります。見込み顧客は、相談内容と事業の対応範囲が合うのかを確認します。取引先や協業先は、所在地、代表者、事業の実態などを確認するかもしれません。採用候補者であれば、設立年、事業内容、拠点、働く人の情報へ関心を持つでしょう。

一つの会社概要だけですべての疑問へ答える必要はありません。基本情報を正確に示し、詳しい説明が必要な内容は事業紹介、実績、採用、代表メッセージなどへつなげます。

会社概要を独立したページにするか、「私たちについて」や「企業情報」の中へ含めるかは、サイト全体の情報量によって変わります。ページ名よりも、ナビゲーションから見つけやすく、知りたい情報へ迷わず移動できることが重要です。

 


 

最初に整理したい7つの基本情報

一般的な企業ホームページでは、次の情報から掲載の必要性を確認します。すべての会社に共通する絶対的な項目ではなく、事業形態、業種、閲覧者、公開方針に応じて調整します。

01 会社名

法人格を含む正式名称を記載します。Web上で英語表記を使用している場合は、表記を統一します。

02 所在地・アクセス

本社や事業所の住所を記載します。来訪のある会社や店舗では、最寄り駅、地図、入口の案内なども検討します。

03 代表者

役職と氏名を正確に記載します。代表メッセージを掲載する場合は、情報量に応じて同じページまたは別ページへ分けます。

04 創業・設立

創業と法人設立が異なる場合は、混同しないように表記します。沿革を詳しく紹介する場合は、主な節目を別に整理します。

05 事業内容

現在提供している商品やサービスが伝わる表現で整理します。詳しい内容は、事業・サービスページへ案内します。

06 連絡先・問い合わせ方法

電話、問い合わせフォーム、店舗の営業時間など、実際に対応できる窓口を案内します。

※使用していないFAXや公開不要のメールアドレスまで並べる必要はありません。

07 許認可・登録情報

許可番号、免許、資格などの表示が必要または判断材料になる業種では、名称と番号を正確に掲載します。

資本金、従業員数、主要取引先、取引銀行、グループ会社などは、目的に応じて加える項目です。何を掲載するかは慣例だけで決めず、その情報を誰が何のために確認するのかを考えます。

 


 

掲載項目は、公開する理由から選ぶ

会社概要のテンプレートには多くの項目があります。しかし、空欄を埋めるように情報を増やすと、重要な内容が見つけにくくなります。

従業員数:組織規模が取引や採用の判断材料になる場合に掲載し、基準日も添えます。

主要取引先:掲載許可、契約上の守秘義務、表記順を確認します。公開できない場合は無理に載せません。

資本金・売上高:会社の公開方針や取引上の必要性を踏まえ、数値には時点や対象期間を明記します。

沿革:会社の変化を理解する手がかりになる節目を選び、情報量が多い場合は別ページへ分けます。

一方、法令や業界のルールによって表示が求められる情報は、デザイン上の判断だけで省略できません。必要な表示が分からない場合は、関係機関や専門家へ確認します。

 


 

事業内容は、登記上の表現だけで終わらせない

会社概要の事業内容へ、登記や定款に記載した文言をそのまま掲載することがあります。正確さは大切ですが、対象が広い表現や専門用語だけでは、現在どのような商品やサービスを提供しているのか判断しにくい場合があります。

会社概要では事業の全体像を簡潔に示し、詳しい対応範囲、対象、進め方は事業・サービスページへつなげます。複数の事業がある場合も、社内の組織名だけで分類せず、初めて訪れた人が内容を想像できる名称と説明へ整えます。

サービスを相談につなげる情報の整理方法は、「ホームページの事業内容には何を書く?|サービスを相談につなげる情報の整理方法」でも紹介しています。

 


 

会社概要と、会社らしさを伝える情報は役割を分ける

会社概要の表は、名称や所在地などの事実を素早く確認することに適しています。一方、企業の考え方、仕事への姿勢、創業の背景、代表者やメンバーの人柄は、表の項目だけでは十分に伝えにくい情報です。

情報量が少なければ、会社概要と代表メッセージ、理念、沿革を一つのページにまとめられます。内容が増える場合は、「私たちについて」「代表メッセージ」「沿革」「メンバー」などへ分け、会社概要から案内します。

このとき、基本情報とブランドストーリーのどちらか一方だけを充実させるのではなく、事実を確認できる情報と、その企業らしさを感じ取れる言葉や写真を行き来できる構成にします。

 


 

写真とデザインは、情報の確かさを支える

会社概要は表形式にすれば十分とは限りません。文字の大きさ、項目名と内容の位置、行間、スマートフォンでの読みやすさを整えることで、必要な情報を探しやすくなります。所在地への来訪がある場合は、地図だけでなく建物の入口やアクセス方法が役立つこともあります。

代表者、メンバー、オフィス、店舗などの写真は、会社の実態を具体的に伝えます。ただし、写真を掲載すること自体を目的にせず、誰をどのように紹介するのか、いつまで使用できるのかを確認します。実在する人物や場所として見せる写真へ、別の会社を撮影した素材を安易に使用することも避けます。

企業写真の考え方は、「ホームページ・会社案内の写真は何を撮る?|企業らしさを伝える6つの視点」で詳しく紹介しています。

 


 

会社概要から、次に知りたい情報へつなぐ

会社概要を読んだ人が、次に何を知りたいかを考えます。事業内容を確認した人には、具体的なサービスや実績が必要かもしれません。代表者や設立の背景に関心を持った人には、理念や沿革、メンバーの情報が役立ちます。

事業の内容を詳しく知りたい

事業・サービスページ、商品ページへ案内します。

対応経験や仕事の進め方を確認したい

実績・事例、制作や導入の流れへ案内します。

会社の考え方や人を知りたい

理念、代表メッセージ、メンバー、日々の発信へ案内します。

相談や応募へ進みたい

問い合わせ、資料請求、採用情報など、目的に合う窓口へ案内します。

会社概要を行き止まりにせず、閲覧者の関心に応じて次のページへ移動できるようにします。ホームページ全体の原稿を準備する際の役割分担は、「ホームページを作りたいけれど、原稿の準備が不安。|制作会社との役割分担と進め方」も参考にしてください。

 


 

公開後も、会社の変化に合わせて見直す

会社概要は、制作時に一度入力して終わる情報ではありません。移転、代表者や役員の変更、新しい事業の開始、電話番号の変更、許認可の更新などがあれば、ホームページにも反映します。

会社概要だけを更新し、フッター、問い合わせページ、採用媒体、SNS、地図サービスなどに古い情報が残ることもあります。変更する情報がどこに掲載されているかを確認し、関連する接点をまとめて見直します。

更新日を本文へ毎回表示する必要はありませんが、従業員数、売上高、拠点数など時点によって変わる数値には、「2026年9月現在」のように基準を添えると誤解を減らせます。公開後に情報鮮度を保つ方法は、「ホームページは公開後、何を更新する?|CMSを活かすコンテンツの考え方」でも整理しています。

 


 

CUREが考える、会社概要ページの整え方

CUREでは、会社概要の項目を埋めるだけでなく、ホームページ全体の中でどの情報を担うページなのかを確認します。事業の説明、実績、会社の考え方、メンバー、問い合わせへのつながりを見ながら、掲載項目、文章、写真、見せ方を整えます。

会社概要ページだけの見直し、既存原稿をもとにした情報整理、写真撮影を含む制作など、必要な範囲から進めることも可能です。最初から会社情報のすべてを公開する前提ではなく、現在の事業と閲覧者にとって必要な情報を、お客様と一緒に確認します。

CURE自身の会社情報も、ミッション、事業内容、メンバー、基本情報を一つのページで紹介しています。私たちも事業や発信内容の変化に合わせて、伝え方を継続して見直しています。「CUREについて」も一つの構成例としてご覧いただけます。

 


 

まとめ

企業ホームページの会社概要では、会社名、所在地、代表者、創業・設立、事業内容、連絡先、必要な許認可や登録情報から、掲載する項目を整理します。資本金、従業員数、主要取引先、沿革などは、閲覧者と公開目的に応じて選びます。

基本情報を正確に掲載することに加え、事業・サービス、実績、理念、メンバー、問い合わせなどへつなぐことで、会社概要は会社を確認するだけの表から、理解と次の行動を支えるページになります。

会社の情報は変化します。公開時の正確さだけでなく、変更時に関連するページや外部の情報も見直し、現在の会社とホームページの内容が離れない状態を保つことが大切です。

「会社概要に何を掲載するべきか整理したい」「既存の会社情報と事業内容のつながりを見直したい」といった段階から、必要な範囲をご相談いただけます。

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