
はじめに
商品やサービスには自信がある。対面で説明すれば良さを分かってもらえるのに、ホームページやパンフレットではうまく伝わっていない気がする。そんなお悩みはないでしょうか。
文章を書き足すべきなのか、写真を撮り直すべきなのか、デザインを変えるべきなのか。違和感はあっても、どこへ依頼すればよいか決められず、そのままになっていることもあると思います。
魅力が伝わらないと感じるとき、最初から制作物をすべて作り直す必要はありません。CUREでは、現在の説明や写真、使われている場面を確認し、言葉・写真・デザインのどこを整えるとよいかを一緒に整理します。依頼内容が決まっていない段階から、ご相談いただけます。
この記事では、伝わりにくさを感じる場面と、CUREが制作にあたって確認すること、今ある制作物を活かした進め方を紹介します。「何を変えればよいか分からない」という段階で、相談できる内容の目安にしてください。

説明しているのに、伝わらないと感じるとき
たとえば、こんな場面がきっかけになることがあります。
説明するたびに、同じ補足が必要になる
資料は渡しているのに、商談のたびに「何が含まれていますか」「どんな人が利用していますか」と説明している。担当者が普段の会話で補っている内容が、資料には十分に表れていないのかもしれません。説明をすべて文字にするのではなく、相手が判断するためにどの情報が必要かを確認します。
こだわりがあるのに、他との違いが見えない
素材、仕上げ、対応の丁寧さなど、実際には大切にしていることがある。しかし、掲載している言葉や写真が一般的で、その特徴が伝わりにくい場合があります。特別に見せるための表現を足す前に、その商品や仕事に実際にある違いを、何で示せるかを考えます。
価格の話になる前に、内容を理解してもらえていない
他社との価格比較が気になる場合も、デザインだけを原因とは決めつけません。含まれる作業、仕様、サポートなどが見えないのか、内容は理解されているものの予算や条件が合わないのかでは、対応が変わります。伝え方で補える部分と、事業側で検討が必要な部分を分けて考えます。
文章や写真の不足と、情報の見つけにくさは、見た目が似ていても別の問題です。中小機構のJ-Net21でも、商品パンフレットについて、必要な情報、情報整理、魅力を表す見せ方を分けて確認する考え方が紹介されています。商品パンフレットの改善に関する解説も参考になります。
言葉・写真・デザインから、CUREが確認すること
CUREでは、「もっとおしゃれに」「文章を短く」といった変更だけで制作の方向を決めるのではなく、何が伝わる必要があり、現在の表現ではどこが伝わりにくいかを確認します。ここでは、その判断の一例をご紹介します。
言葉|社内で通じる説明を、初めて知る方にも伝わる形へ
商品名や専門用語だけでは、初めて知る方が自分に合うものか判断できないことがあります。「柔軟に対応します」という説明も、対応できる内容が見えなければ、相談してよいか迷う言葉になります。
たとえば保守サービスなら、対応する設備、点検の内容、連絡できる時間帯、契約に含まれない作業など、利用する側が確認したい情報があります。CUREはご担当者から事実を伺い、何を短い見出しで伝え、どこを説明文や図解で補うかを整理します。サービスの条件そのものを、制作側の判断で付け足すことはありません。
原稿を完成させてからご依頼いただく必要はありません。普段の営業で使っている説明や、既存の資料をもとに、構成や文章づくりからお任せいただけます。
Webページに載せる内容を具体的に確認したい方には、「ホームページのサービス紹介に必要な情報」も参考になります。
写真|きれいに見せるだけでなく、伝えたい特徴が見えるように
商品全体が写った写真はあっても、質感や大きさ、使う場面が分からないことがあります。サービスの場合も、会議室や外観の写真だけでは、どのように仕事を進めているかまでは見えません。
たとえば仕上げに特徴がある商品なら細部や光の当たり方、相談対応を大切にするサービスなら人と人がやり取りする場面など、伝える内容によって必要な写真は変わります。CUREでは、文章や掲載場所との関係も含めて、今ある写真の選定から、必要な場合の撮影企画・ディレクションまでご相談いただけます。
写真が足りないからといって、すぐに撮り直すとは限りません。使用できる範囲や解像度を確認し、既存写真の組み合わせや配置で伝えられるかも検討します。
写真が担う役割や撮影する場面については、「企業らしさを伝える写真の考え方」でも紹介しています。
デザイン|情報の優先順位と、その商品・会社らしい印象をつくる
必要な説明が載っていても、見出しと本文の差が小さい、重要な写真が目立たない、情報が同じ強さで並んでいると、短時間では要点をつかみにくくなります。反対に、印象的なビジュアルだけが大きく、内容を確かめる情報が見つからない場合もあります。
CUREは、最初に何へ目を向けてもらい、続けて何を確かめてもらうかを考え、言葉と写真をレイアウトへ組み込みます。そのうえで、色、書体、余白、紙や画面での見え方を整え、内容の理解と、その商品・会社らしい印象の両立を目指します。
パンフレットとWebサイトでは、使われる場面も情報量も異なります。同じデザインをそのまま移すのではなく、それぞれの役割に合わせながら、共通する印象をつなぎます。
制作物ごとの表現に一貫性を持たせる考え方は、「ロゴ・Web・会社案内の印象をつなぐトーン&マナー」で詳しく紹介しています。
今あるものを活かして、必要なところから
見直しを考えたとき、ロゴもWebサイトも資料も変えなければならない、と構える必要はありません。現在の制作物を確認し、残せるものと、今回手を加えるものを分けます。
一つのページや資料から始める
商品紹介の1ページ、営業でよく使う資料、パンフレットの一つの見開きなど、伝わりにくさを感じる部分からご相談いただけます。まずはその用途に必要な情報と表現を整え、ほかの制作物へ広げるかは必要性に応じて検討します。
社内で用意できる内容と、任せる部分を分ける
商品の仕様や提供条件は社内で確認し、構成、原稿、写真の選び方、デザインはCUREが担当するなど、役割を分けて進められます。社内の広報担当者や既存の制作パートナーと連携する場合も、担当範囲を確認して進めます。
見直す必要がある範囲は、確認してから決める
文章だけの調整で足りるのか、写真や図解も必要なのか、全体の構成から見直した方がよいのか。お困りごとと現在の素材を確認したうえでご提案します。既存サイトの一部改修は、更新方法やシステムの仕様によって対応範囲が異なります。
「今のパンフレットを活かせるか見てほしい」「サービス紹介の一部から相談したい」といった段階でも、ご相談いただけます。必要な制作物やページ数を、先に決めていただく必要はありません。
制作事例|言葉とビジュアルを、複数の媒体へつなぐ
資産・不動産コンサルティングを手がける株式会社Veiquの案件では、CUREはロゴ、名刺、サービスパンフレット、Webサイトの制作に携わりました。
パンフレットでは、長い人生の時間を感じさせる海のビジュアルと、持続的な幸せを表す「well-being」という言葉を組み合わせています。Webサイトへはその表現の方向を引き継ぎながら、紙面だけでは収まりきらないサービスの情報を整理しました。
伝えたい価値を言葉とビジュアルで表し、用途の違う制作物へつなげた例です。CUREでは、このように複数の媒体を一緒に整えるご依頼にも対応しています。ただし、すべてのご相談で、この一式の制作が必要になるわけではありません。
具体的なデザインは、「株式会社Veiquのコーポレートブランディング事例」でご覧いただけます。
ご相談から制作まで、どのように進める?
1.現在の制作物と、伝わりにくいと感じる場面を伺います
まずは、現在のWebサイトや資料と、「どんな説明を繰り返しているか」「どこに違和感があるか」をお聞かせください。「ほかとの違いが伝わっていない気がする」など、まだ整理できていない言葉でも構いません。お客様から実際に受けた質問があれば、手がかりになります。
2.活かせるものと、制作が必要な部分を整理します
使われる場面、届けたい相手、掲載できる事実、現在ある原稿や写真を確認し、言葉・写真・構成・デザインのどこを担当するかを整理します。CURE側から制作内容と分担をご提案し、ご予算や使用予定も伺いながら範囲を決めます。
3.合意した範囲で、構成とデザインへ具体化します
掲載内容の確認をお願いしながら、必要に応じて原稿作成、撮影、図解、デザイン、Web実装などを進めます。ご担当者には、仕様やサービス条件などの事実確認、社内の確認・承認、素材の利用可否の確認などをお願いします。確認の回数や納品内容は、案件ごとに事前にすり合わせます。
使用後に見直す場合は、同じ説明を補う場面が減ったか、別の質問が増えたかなど、現場の反応も確認材料にします。Webの数値を見る場合も、アクセスや問い合わせの変化を、デザインだけの結果と決めつけずに考えます。
よくある質問
どこが良くないか分からなくても、相談できますか?
ご相談いただけます。現在の制作物と、どのような場面で困っているかを伺いながら整理します。改善案や正式な依頼書を、先に作成していただく必要はありません。
文章や写真が十分にそろっていなくても、依頼できますか?
問題ありません。手元にある資料や説明をもとに、構成や原稿づくり、必要な写真の準備からご相談いただけます。社内で用意できる部分とCUREが担当する部分を確認し、制作範囲を決めます。
ほかの会社が制作したパンフレットやWebサイトでも相談できますか?
ご相談いただけます。元データ、素材の使用権限、更新方法などを確認し、対応できる範囲を判断します。編集データがない場合や、既存システムに制約がある場合は、その条件を踏まえて進め方をご提案します。
デザインを変えれば、売上や問い合わせは増えますか?
増加を保証することはできません。認知、商品・サービスの内容、価格、販売方法なども関係します。CUREは、伝えるべき情報や魅力が表現されているかを確認し、言葉とビジュアルを実際の制作物へ落とし込むところを担います。
まとめ|うまく説明できない段階から、ご相談ください
商品・サービスの魅力がうまく伝わらないとき、説明を増やす、写真を替える、デザインを変えるといった方法のうち、どれを選ぶべきかは一律ではありません。現在の制作物と実際の使われ方を確認し、何を活かし、どこを整えるかを考えることが出発点になります。
CUREでは、その整理から、言葉・写真・図解・デザインを組み合わせた制作までご相談いただけます。Web、パンフレット、営業資料など、一つの制作物からでも構いません。
「伝えたいことはあるけれど、どう見せればよいか分からない」。そこからお聞かせください。ご相談の際は、現在のWebサイトURLやお手元の資料など、共有できるものがあればお知らせください。新たな資料づくりから始めていただく必要はありません。
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