コーポレートサイト リニューアル事例|老舗資材商社の信頼感を“時代にフィットするかたち”で伝えるWebサイトへ
株式会社野沢商店
2024
創業70年以上の歴史を持つ総合資材商社、株式会社野沢商店様のWebサイトを全面リニューアルしました。老舗企業としての信頼感や堅実さはそのままに、スマートフォン対応やCMS導入、情報設計の見直しを通じて、「今の時代に合った伝え方」へと再構築させて頂きました。
旧サイトは約20年前に制作されたもので、HTMLで構成された静的な構造。社内での更新が難しく、製品情報やお知らせなどの発信が追いついていない状態が続いていました。
また、取り扱い製品の幅広さが十分に伝わっていないこと、スマートフォン対応がされていない点も、訪問者の離脱を招く要因に。信頼ある老舗企業であるにもかかわらず、Web上での印象が実態に追いついていないことが、今回のリニューアルの解決すべき課題でした。
「誰に」「何を」「どう届けるか」を明確にするため、ナビゲーションを4カテゴリに整理し、目的別に情報へアクセスできるように設計させて頂きました。
製品情報やお知らせを社内で柔軟に更新できるよう、WordPressを導入。管理画面の設計も操作性を重視し、担当者がスムーズに運用できるよう配慮しています。
すべての端末で快適に閲覧できるよう、レスポンシブデザインを採用。余白や文字サイズ、階層構造を見直し、視認性と操作性を両立しました。
老舗ならではの堅実さを大切にしながら、シンプルかつ洗練されたトーンでまとめたデザインを採用。アイコンや写真の扱いも含め、「伝える」ことに主眼を置いた表現で刷新させて頂きました。
リニューアルによって、更新のしやすさと使いやすさが向上。製品情報を社内でリアルタイムに追加・編集できる体制が整ったことで、顧客への情報提供スピードも向上しました。また、スマートフォンやタブレットなど、さまざまな閲覧環境でもストレスのない閲覧体験を実現。訪問者の離脱率の改善や、ブランドイメージの向上にもつながっています。
今回のリニューアルでは、変わらない信頼や企業姿勢を守りつつ、“今の時代にフィットする伝え方”を意識した設計を行いました。Webサイトは「情報の窓口」であると同時に、「企業の顔」にもなります。長く愛される企業だからこそ、時代に合った伝え方を続けていくことが、より一層の信頼獲得につながってまいります。