ただ“売れる”ではなく、“共感されて選ばれる”時代へ。
ブランドの世界観をそのままECにつなげるには、ビジュアルだけでなく構造まで設計する力が必要です。
価格ではなく価値で選ばれる仕組みを……キュア合同会社がデザイン会社の立場から、数回の記事に分け解説します。
これまでは、「安さ」や「早さ」が商品の魅力としてわかりやすく、選ばれる大きな理由のひとつだったのではないでしょうか。
けれど今、消費者の購買行動は確実に変化しています。
「このブランドが好きだから」「この考えに共感したから」そんな気持ちでモノを選ぶ人が、確実に増えてきています。
言い換えれば、
“価格で選ばれる時代”から、“世界観で選ばれる時代”へ。
そしてその変化は、企業のWebサイトやECサイトのあり方にも大きく影響しています。
これまでECサイトは、「価格や在庫を確認して、買う場所」という認識でした。
しかし今、ECはブランドの世界観をそのまま体験できる場所として機能しはじめています。
◎ コンセプトに沿ったデザインや余白のあるレイアウト
◎ 商品だけでなく、背景やつくり手の想いまで丁寧に語られたコンテンツ
◎ “誰にどんなふうに使ってほしいか”まで想像できる写真や言葉
そうした“共感のための設計”が整っているECサイトは、価格ではなく意味で選ばれます。
デザイン会社といえば「ビジュアルを整えるところ」というイメージを持たれがちです。
けれど今必要なのは、単なる装飾やきれいさではありません。
視覚・言葉・構造・体験——それらすべてを「世界観として設計すること」こそ、今求められているデザインの仕事です。
ECであっても、コーポレートサイトであっても、最終的にユーザーが「ここで買おう」と思うのは、美しさではなく納得と共感です。
キュア合同会社が考える、“世界観から逆算するEC設計”
私たちキュア合同会社は、企業やブランドの持つ価値や世界観を、Webというメディア上で正しく伝えることを主軸としています。
その延長線上にあるのが、「世界観をそのまま購入導線へとつなげるEC設計」です。
具体的には
これこそが、私たちがデザイン会社としてできる最大の貢献だと考えています。
もちろん、物価高や経済不安の影響もあり、消費全体は慎重になっています。
そうした状況だからこそ、「なぜこれを買うのか」「どんな価値があるのか」を見極める姿勢がより顕著になってきています。
価格を理由に選ばれる商品ではなく、意味を理解したうえで納得して選ばれる商品。
そのような選ばれ方をするためには、単にEC機能を持つだけではなく、世界観を丁寧に伝える設計が必要なのです。
実際に、価格帯が上層であっても、世界観とストーリーが丁寧に伝われば、納得して選ばれるケースは少なくありません。
“世界観で売る”ために必要なのは、単なるビジュアルの演出ではなく、「伝わる価値」としてデザインを機能させる設計力です。
価格に見合う理由を、見た目・言葉・構造で丁寧に届ける。
それこそが、私たちデザイン会社ができることだと考えています。
キュア合同会社では、ブランドの世界観とEC機能を一体で設計する“伝わって、届く”Webサイトをご提案しています。
「価格で勝負するのではなく、ブランドの価値を丁寧に伝えたい」
そんな方は、ぜひお気軽にご相談ください。
[お問い合わせフォームはこちら]→https://cure-inc.jp/contact/
お電話でもお気軽にご連絡ください:042-300-1501