独立・設立フェーズにおける立ち上げ支援として、チャールズウェイン会計事務所のブランド基盤を新規構築させていただきました。
まず、クライアント様にご準備いただいた Mission／Vision／Mind（理念・将来像・行動基準）の原案を起点に、事務所としての判断軸と言葉の基準を明確化させていただきました。
その基準をもとに、ロゴ（ファースト／セカンダリー）とコーポレートカラーを並行して策定させていただき、以降のクリエイティブの土台を整えさせていただいております。続いて、パンフレット（A4・巻き三つ折り／長3封筒運用） ／名刺／封筒（長3・角2）、コーポレートサイトの順に展開させていただき、ロゴ・名刺・パンフレット・Webサイトを一貫構築することで、媒体が変わっても印象がぶれない運用体制を構築させていただきました。

Corporate Logo Design

・ロゴデザイン

“導く星”という理念を視覚化するため、北斗七星を7つのドットとドットラインで均整の取れた構成とさせていただきました。タグライン「ACCOUNTING FIRM」には凛としたセリフ体を用い、角をわずかに面取りした幾何学的なワードマークと組み合わせることで、知性と誠実さが伝わるブランド印象を形成しております。
運用面では、縦のファーストロゴ／横のセカンダリーロゴの二軸をご用意し、ヘッダーやサイン、名刺や封筒など媒体・サイズ制約に応じて最適化できるロゴシステムとして設計させていただきました。これにより、常に安定した視認性と統一感を保てるよう配慮しております。

・コーポレートカラーと世界観

基調には深いネイビーブルー、補助にはシルバーグレーを採用させていただきました。夜空の静けさと星のきらめきを想起させる配色とし、プロモーションツールとWeb双方の色再現に配慮しております。使用比率や余白、濃淡の許容幅など、日々の運用で迷わないための運用指針も定義させていただきました。

Pamphlets ／ Brochures ／ leaflet

・パンフレット（A4／巻き三つ折り）
A4を巻き三つ折りで仕上げる前提とし、長3封筒（120×235mm）での運用が最も多いことから、折り位置・面構成・余白設計を最適化させていただきました。さらにユーザー視点で“読み込んでいただける”閲読性を重視し、各ページの役割を明確化したページネーションを行いました。

Business card

・名刺デザイン
マットコート＋マットPPを前提とし、指触の上質感と発色の安定を確保。初回接点で信頼感が伝わる余白設計に整えさせていただきました。ロゴの見え方はファースト／セカンダリーを場面で使い分けられるよう配慮しております。

Business Envelope

・封筒（長3／角2）デザイン
送付物全体の印象統一を目的に、長3に加え角2（240×332mm）も制作させていただきました。パンフレット（巻き三つ折り）の収まりと視認性、A4資料を折らずに封入できる実務性を考慮し、差出人表記・ロゴ配置・濃度設計を最適化させていただいております。

Corporate Website Design

● コーポレートサイトデザイン

紙面で整えた表現基調を踏襲しつつ、KVに“動く星空”や“流れ星”のアニメーションを採用させていただき、北斗七星のモチーフが持つ物語性を損なわない演出といたしました。静かな上質さの中にブランドの核が自然に伝わるブランド印象を重視し、情報導線は業務内容／理念／代表挨拶／お問い合わせを中心に簡潔な導線設計としています。

◎ 制作範囲

✔️  ロゴ開発（ファースト／セカンダリー）・コーポレートカラー策定

✔️   パンフレット（A4・巻き三つ折り／長3封筒運用前提／マットコート）

✔️  名刺（マットコート＋マットPP）

✔️  封筒（長3・角2／版下・仕様設計）

✔️  コーポレートサイト（情報設計・デザイン・実装／KVアニメーション）

◎ロゴシステムにより、媒体ごとの最適な視認性を確保しながら全体の統一感を維持できる状態を実現させていただきました。

◎パンフレットの役割別ページネーションにより、閲読性と理解の深まりを促進させていただきました。

◎封筒は長3／角2の二系統で運用いただけるため、送付物の体裁とブランドの統一感を両立できる体制を整備させていただきました。

◎プロモーションツールとWebの表現基調を共通化し、立ち上げ直後から安定運用いただける環境を整備させていただきました。